この世は知らないことばかり。コノシラです。
9月1日は防災の日ということで、
映画サバイバルファミリーを観ました。今回は映画レビューを書いてみたいと思います。
【あらすじ】
- ある日突然「日本全土から電力がなくなった世界」を描かれている。
- 東京都内に住む鈴木一家(4人家族)は数日で生活が困窮。
- 大阪以西に向かえば電力が通っているという噂を盲信。
- お母さん(光恵)の実家がある鹿児島へ自転車を使って向かうドタバタコメディ。
もちろん、観てもらうのが早いのですが、サバイバルファミリーを通して、現代のあたりまえの
生活習慣が通用しなくなった世界を疑似体験できたのでお伝えします。
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電力がなければ、ガスも水も使えない。もちろんトイレも使用不可。
電気がなくても、水と食料があれば大丈夫でしょ?
はい。わたしもそう思っておりました。
それが大甘だったのです。
現代のライフライン(ガス、水道、下水道etc)はすべて電力が無いと稼働しません!
水力発電すればいいじゃん?
かもしれませんが、サバイバルファミリーの世界ではとにかく電力がありません。
電池も使えないんです。
詳細は本編でも憶測程度の原因しか示されませんが、とにかく電力が一切ない未曾有の事態。
- 電気ない→トイレ流れない→その場で○○が✕✕に。
- 電気ない→水が出ない→500mlペットボトルが1本1000円に急騰。
- 電気ない→自動車も飛行機も動かない→移動手段が徒歩か自転車。
のような感じで、どれをとっても目を覆いたくなる状況です。
電力がなければ、食料があっても食事にありつけない。
食料がありません。
お米が備蓄してあってもガスコンロでお米が炊けません。カセットコンロも使えないんです。
マジで詰んでますよねw
劇中では、通りかかった田舎で野生の豚(実際は家畜)をとっつかまえて食べようとするんですが、捕まえたところで解体するノウハウないですよね。
鈴木家族も豚一匹絞めることができず、途方にくれます。
この後、良心的な農家さんに助けてもらうのですが。
食料があっても調理する手段がなければ意味がありません。
劇中では、井戸水を飲む、薪で火をおこす、豚肉の燻製を作って保存食、畑でとれた野菜を食べる。
あたりまえにありそうな光景ですが、、、ぶっちゃけすぐに用意できないですよね。
電力がなければ、人の心がすさむ。
もうね。想像するだけですさみますよ。
手元のお金はなんの価値もなくなります。
高級腕時計とお米屋さんに交換しにくる成金がずらっと行列を成して、交換の交渉にくるのですが、門前払いです。
電力のない世界では、いくらお金を持っていても水と食料しか価値を持ちません。
ビットコインを10億円持っていても意味ないわけですねw
人間、食料が無くなったら何でもするようになっちゃうだろうな。
心が荒んで犯罪増えるだろうなと。考えさせられます。
あと、お風呂入れないのもめちゃめちゃストレスですよね。
最後に、もちろん、スマホも使えないし、モバイル回線も一切通ってません。
連絡手段が無くなってしまうので、めちゃめちゃ心細いです。
おわりに
本当にリアリティーのある、映画でした。
サバイバルファミリーを観ると、「いざという時の備えに対する意識」が向上する人が増えると思いました。だって、めちゃめちゃなまなましいですもん。
コメディなので、かなりキレイに描かれていると思います。
だから、実際はもっとヤバい。。。んだろうなと。
我々は電力を取り上げられたら、即座に生活がままならなくなる、脆弱な世界に住んでいるのだなと気付かされました(笑)
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