まさかのカニエ氏出馬。どうなる?2020年アメリカ大統領選挙

政治経済

この世は知らないことばかり。コノシラです。

2020年7月5日です。ものすごいニュースが飛び込んできました。

ミュージシャンでラッパーのカニエ・ウェスト氏が米大統領選への出馬を表明した!
とのこと。

え!?前々からトランプとは仲よさげな写真をメディアに撮らせてたし、
「マイ・ブラザー」って呼んで避難を買っちゃったり。日頃から大統領選出馬を匂わせてたり。
(コノシラは2ndアルバムが大好きで何回も聞いたなぁ。)←どうでもいいw

でも、2024年の出馬を考えるなどの発言で、結局は匂わせで先延ばしして終わりかなー
と思っていたわけです。個人的に。

そしたら、ほんとに出馬宣言しちゃったよ。しかもテスラ社のイーロンまで出てきて、
「全面的に支持する」と。面白くなって参りましたー!

アメリカ大統領選挙の仕組み

アメリカ大統領選挙って、期間が長い上に、複雑な仕組みなんですよね。
ちょっとここで振り返ってみます。

~予備選挙/党員大会:2-6月~
アメリカは二大政党制です。共和党と民主党があります。
※現アメリカ合衆国大統領のトランプさんは共和党です。

この期間で両党の大統領候補者あぶり出していきます。この時点ではたくさんの候補者が立っています。そこでキーワードになるのが「代議員」です。
これが結構ややこしくて。

  • アメリカ50州ごとに予備選挙/党員大会を行う。
  • 各州、各党で「代議員」に一般党員が投票します。
  • 代議員は予め党内の大統領候補の支持を表明しています。
    一般党員は自分が票を投じたい大統領候補に対して支持を表明している代議員に 票を投じます。

なんで代議員なんていう、間を挟むの?という疑問が出ますよね?
アメリカは建国して200年程度の若い国ですが、建国当初はインテリ層と一般層で教養にかなりの差があったみたいで、ちゃんと政治を理解している代議員に選挙を任せるという構図があったようです。その名残が今も続いているのだそう。

~(アメリカ)全国党大会:7-8月~

ここでようやく各州、各党の中で選出された代議員が集まって、本番の大統領候補に票を投じます。その後に共和党候補、民主党候補が一人づつ選出されます。
※つまり代議員さんが、自分の党の大統領候補を決めるんですね。

~大統領選挙当日:11月3日~
一般国民が大統領候補に投票する機会が回ってきます。ただ、ここでも各州の代議員に一般国民は投票します。

やっと、11月3日に国民投票が行われるわけです。

え?今から立候補して間に合うの?

コノシラ、めちゃめちゃ疑問です。いろいろ調べたんですけど。。。
だって、もう6月にはほとんどの州で代議員への投票終わっちゃってるし。
7-8月の全国党大会は、もう自分のこころに決めた候補者に投票する準備が整っている
代議員さんが選ばれちゃっているわけだから、カニエ・ウエスト氏が割って入るの不可能じゃないの?

何してるの何してるの?お庭が汚れちゃうじゃない?

的な気持ちになりました。

おわりに

結論、合理的なカニエ氏の大統領当選の道筋は見つけられませんでした。。。

イーロン・マスクも全面支持を表明してるわけで、世の天才、傑物たちは何か別の景色を見てるんでしょうか?それとも結局2024年出馬のことなのか?

とにかく、これから11月3日まで何が起こるかわかりません。
世の中知らないことばかり。ですから、思い込みは捨てて情勢を注視していきましょう。

コノシラでしたあ。

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