この世は知らないことばかり。コノシラです。
突然ですが、5Gについて正確に説明できる人ってどのくらいいるでしょうか?
すみません、少し偉そうな前書きをしてしまいました。
広大なテーマ過ぎて、私もすべてを説明できるわけではないですが、
不確実性ばかりが強調される現代で、唯一10年先が予測できる分野が
5G(第5世代移動通信システム)
なのではないかと思います。
どういうことか初歩の初歩から学んでいきましょう!
5Gの基本
- 超高速 :映像や音楽などあらゆるデータが今より100倍早くなる。
- 多数同時接続:スマホ、家電にとどまらずあらゆる物と同時接続できる。
- 超低遅延 :遠隔地でも遅延なく映像の送受信や、ロボットの操作ができる。
出典:総務省動画チャンネル
10年後を見据えて総務省が取り組んでいる。
これはわかりやすいですね。
5Gは総務省が国家プロジェクトとして取り組んでいます。
10年スパンで通信規格はリニューアルされており、2020年はまさに5G元年です。
もうすでに10年先の未来が描かれている。描き終わっているのです。
移動通信システムは、1980年代に第1世代が登場した後、2000年に第3世代、2010年に第4世代につながるLTE方式が導入されるなど、10年毎に進化しており、2020年には、次世代の移動通信システムである「第5世代移動通信システム(5G)」の実現が期待されています。
5Gは、3Gや4Gを発展させた「超高速」だけでなく、「多数接続」、「超低遅延」といった特徴を持ち、IoT時代のICT基盤として様々な分野での活用が期待されています。
出典:https://go5g.go.jp/5gtext/
5Gによって、ざっくり以下の分野で大変革が行われると言われています。
- 教育→遠隔地での授業
- 観光→AR/VRでの観光体験
- 自動運転→運転ができない人でもパーソナルモビリティでどこでも自由に移動。
- 医療・介護→遠隔地でも医師による診断。介護士のロボット操作による介護。
- テレワーク→今まさに行われている、出社をしないワークスタイル
なんかぱっと見た感じでも、コロナ後の世界を暗示するかのようなキーワードですね。
世界はとっくに動き始めている。日本もようやく。
- アメリカ:2019年4月
- 韓国 :2019年4月
- 欧州 :2019年5月
- 中国 :2019年11月
- 日本 :2020年春頃
日本以外の先進各国はすでに昨年から本格運用に入っています。
東京オリンピックに合わせて5G技術をお披露目する予定だったようですが、
延期されてしまいましたからね。日本の技術をアピールする良い機会だったのですが、
残念ですね。
株っぽい言い方ですが、5G関連銘柄といえば、
大手通信4社(NTT、KDDI、ソフトバンク、楽天new)が中心となって、それ以外にも
これから日本を牽引する企業が次々と出てくるでしょう。
そして本命とも言える企業のビッグニュースが飛び込んできました。
日本経済新聞(2020/06/25)
おわりに
いかがでしたでしょうか?
これだけ決まっている未来がすでにあったと考えると、変化で体がこわばってしまう
感覚を覚えつつも、次世代を見据える冷静さを得られるのではないでしょうか。
中長期スパンの国家プロジェクトですから、大きく方向性が変わることはないのではと思います。
「先が見通せる未来」
この機会に5Gをより深く知っていただくことで、アナタの未来も見通せるようになるかもしれません。
もし、リクエストがあればさらに深い5Gの世界をご紹介したいと思います。
あ、そうそう。今日(2020/06/26)書店に行ったらこんな本が平積みされてました。
日本の本気が伝わってくるようです。
コノシラでした。
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