この世は知らないことばかり。コノシラです。
4年に一回のアメリカ大統領選挙が今年11月3日(火)とすぐそこまで迫ってきていますね。
日本国内では興味関心が低い分野かと思いますが、実は今後の日本の行く末を占う意味でも大変重要な政治イベントです。
本記事では、働き盛りのビジネスマンに備えてもらいたい知識として、
アメリカ大統領選挙を取り上げます。
- 最近ニュースで取り上げられているけど、内容をよく知らない。
- アメリカ大統領はどのように選出されるの?
- 盛り上がるポイントってどこ?
今後4年間の世界の方向性が決まる選挙です。
皆さんのビジネスに直接関係がなくても、豆知識としてお読みいただければと思います。
アメリカ大統領選挙のしくみ
アメリカ大統領選挙は「国民投票」というイメージが強いですよね。
実は結構複雑な仕組みなのです。
憶えておきたいキーワード:代議員
【アメリカ大統領選挙のしくみ】
~予備選挙/党員大会:2-6月~
- アメリカ50州ごとに予備選挙/党員大会を行う。
- 各州、各党で「代議員」に一般党員が投票します。
- 「代議員」は予め党内の大統領候補の支持を表明しています。
- 一般党員は自分が票を投じたい大統領候補に対して支持を表明している「代議員」に票を投じます。
~全国党大会:7-8月~まさに今
各州、各党の中で選出された「代議員」が大統領候補に票を投じます。その後に共和党候補、民主党候補が一人づつ選出されます。
まさに、8/19に民主党はジョー・バイデン候補を選出しました。
共和党はトランプさんで決まりですね。
~大統領選挙当日:11月3日(火)~
一般国民が大統領候補に投票する機会が回ってきます。
ただ、ここでも一般国民は各州の「代議員」に投票します。
各州で大統領候補者は代議員の数を競います。
最終的に、代議員の合計数が多い党が勝利したこととなり、その党の候補者が大統領に選出されることになります。
自分で書いてて難しかったわ。。。とてもわかりやすい動画がNHKさんの特集HPにあるので、
こちらも御覧ください。
トランプの対抗馬、ジョー・バイデン候補を知る
ジョー・バイデン候補、実はトランプ大統領に支持率では勝っています。
- Black Lives Matter運動で市民感情の反感を買ってしまったトランプ大統領
- 富裕層への増税を表明しているジョー・バイデン候補
- 現政権による、新型コロナウイルス対応の失敗
これらの要因で、バイデン候補優勢と言われています。
「そんなにうまくいくかなぁ~。トランプ強いぜ?」
と、コノシラ的には思っているのですが、本当に「バイデン勝つんちゃうん?」と思わせる決定がなされました。
カマラ・ハリスさんの副大統領候補選出です。
カマラ・デヴィ・ハリス(英語: Kamala Devi Harris、1964年10月20日 – )は、アメリカ合衆国の法律家、政治家で2017年からカリフォルニア州選出の上院議員を務めている。アメリカ民主党の議員として アフリカ系アメリカ人女性としては2人目、南アジア系アメリカ人としては初のアメリカ合衆国上院議員を務めている。
出典:wikipedia
バイデンさんが、ハリスさんを候補指名したことがかなり追い風になっているようです。
2020年8月11日にジョー・バイデンの2020年アメリカ合衆国大統領選挙副大統領候補として発表されたのですが、女性副大統領候補としては3人目、黒人女性としては、初の候補になるとのこと。
ハリスさん自身2020年の民主党大統領候補として立候補していたのですが、惜しまれつつも早々に戦線離脱(選挙戦撤退)していました。副大統領候補として戻ってきたので、
トランプ VS カマラ・ハリス
という、捉え方もされてきて、バイデンさん「肩身せまっ」な感じではありますが、勝ってしまう可能性が出てきたわけです。
お騒がせカニエ・ウェスト
はい、出ました真打ち。オレたちの「カニエ・ウェスト」です。
当ブログでは、カニエ・ウェストのアメリカ大統領立候補に注目してきました。
カニエ・ウェストが7月初旬に立候補を表明してから、アメリカ大統領選挙の見方が変わってきたのですよ。コノシラ的には。是非アメリカ大統領選挙に興味がなかった方は
「え?カニエ・ウェスト、立候補してんの?」
という反応を得るために、周囲の知人に「カニエ立候補してるよ」とドヤってみてくださいw
そんなカニエも躁うつ病を発症してるのでは?
トランプの票を割らせる為(有利に働くように)にトランプと結託して立候補したのでは?
と、泡沫候補な扱われ方をされているカニエですが、
私は信じたい。
カニエは真にアメリカを改革したいのだと。
おわりに
30代、40代のビジネスパーソンが押さえておきたい政治経済として、
- アメリカ大統領選挙のしくみを知る。キーワードは「代議員」。
- ジョー・バイデンはトランプさんより支持率高い。ハリスさんの登場でさらに劣勢。
- カニエ・ウェスト、実は大統領選挙に立候補してる。
これら3点でまとめてみました。ハリスさん、カニエが盛り上がりポイントですね!
東京2020オリンピックがない今、今年最大のお祭りの「アメリカ大統領選挙」に興味をもっていただくことができたら幸甚に存じます。
この世は知らないことばかり。コノシラでした。
※参考サイト
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