この世は知らないことばかり。コノシラです。
この記事は、
- 副業・フリーランスを始めようと準備している
- 通称“フリーランス税本”を買おうか迷っている
- 副業・フリーランス始めたけど、確定申告について何も考えてないよ!
というお悩みをお持ちの方向けのものとなっています。
解決策はズバリ、
ベストセラー書籍
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
著者:税理士 大河内薫、漫画家 若林杏樹
を読むことです!
発売が2018年11月ですが、今も売れに売れ続けている大ベストセラーです。
本書はマンガ仕立ての解説本ですが、扱うテーマが税金ですので内容は盛りだくさんです。
難解な税金知識を副業・フリーランサー向けにわかりやすく解説してくれています。
コノシラは今でも辞書を引くかのように愛用させてもらっています。
まぁ、そのくらい税制というものは複雑なところがありまして。。。
ここからは、「意外と知らない」税金知識3つを紹介いたします。コノシラ的にですが。
本書を手にするキッカケとなれば幸いです。
住民税は一年遅れてやってくる。[前年課税]
意外と知らない事実その①:住民税は一年遅れてやってくる。
住民税は「前年課税」とされています。
前年度の、1月から12月まで1年間の所得を元にして税金計算がされるとのこと。
これ、転職などでも前職から収入ダウンがあると結構ガツンと引かれちゃうんですよね。
その他にも、演歌歌手とかプロスポーツ選手とか、前年に億稼いじゃったりすると次年度に払うお金を残して無くて破産しちゃう人が居たりしますよね。
YouTuberにもそういう方がたまにいらっしゃるようです。
家賃や光熱費は経費にできる。[家事按分]
意外と知らない事実②:家賃や光熱費は経費にできる。[家事按分]
というか、マジで全然知りませんでした。
フリーランス、自宅副業をするなら、
自宅の「家賃、光熱費」が経費になる。
→家事按分:仕事とプレイベートにまたがる費用は、仕事で使っている割合だけ経費にできる。
なんと、お得ができそうな気分になりますねw
税金は、「売上-経費=利益」の利益に対してかかってきます。※これを課税所得と言う。
この経費部分に家賃や、光熱費の一部が計上できるわけで、無駄に課税所得を大きくしないで済むということになります。
ただし、家事按分の割合説明を合理的にできないと、税務署の方にツッコまれてしまいますので、しっかりと説明責任を果たせる範囲で申告しましょう。
副業が会社にバレずに済む方法。[確定申告時に自分で納付にチェック!]
意外と知らない事実③:副業が会社にバレずに済む方法。
答えはカンタンです。
確定申告時、
住民税の項目で「自分で納付」というチェック欄があるので、そこにチェックを入れるだけとのこと。
大体の給与所得者は住民税は天引きされています。そんな中、アナタだけ副業収入がえらい多くて、
会社側から見て給与所得以上の住民税だと会社にバレてしまうというわけです。
したがって、副業収入分の確定申告をする際に「自分で納付」のチェックをお忘れなく。
おわりに
今回は大ベストセラー通称「フリーランス税本」をご紹介しました。
その他にも痒いところに手が届く親切な税金作法が満載です。仮想通貨の確定申告も少し触れられていたりします。
本当に今でも「あれ?これはどうすればよかったっけ?」と思った税金知識は振り返って読み返しています。
マンガ仕立てなのでポップですし、
「え?でもこういう考え方あるよね?」
的な読者の疑問になりやすい項目も「あんじゅ先生」がすかさず代弁して、それに大河内さんが答えるような小気味良い掛け合いでスッと頭に入ってきます。
とても長く愛用できる税金の本ですので、副業・フリーランスをお考えの方は手にとってはいかがでしょうか?
この世は知らないことばかり。コノシラでした!
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