プロフィール

2004年から広告業界で働いている。

家探しを本格的に始めたのは2012年のことだ。子どもが生まれ、「いつかは買わなければ」という気持ちが膨らんだ時期だった。ただ、購入には至らなかった。その後も飛び飛びに物件を見て回ることは続いたが、決断できないまま時間が過ぎた。

当時の自分には、いくつかの知識の空白があった。低金利であることに気づいていなかった。マンション相場が底値圏にあることを認識していなかった。そもそも、住宅購入を「一生ローンに縛られること」としか捉えられておらず、売却という選択肢が視野に入っていなかった。変化によって失うものへの恐れが先に立ち、得られるものを正面から考えられなかった。

結果として、当時の家探しで視野に入っていた物件やエリアは、予算の制約から少しずつ外れていった。賃貸で払い続けたお金は手元に残らなかった。選択肢は、判断を先送りするたびに少しずつ狭まった。

このサイトを始めたのは、同じ迷いを抱えている家庭に、当時の自分が欲しかった判断材料を届けたいからだ。

「買え」とは言わない。賃貸が不正解だとも思っていない。ただ、今は金利が動き始め、時代の前提が変わっている。過去の「待てば下がる」という感覚が、今の判断に通用するかどうかは、一度立ち止まって確認する価値がある。

メリットを書いたら、必ず同じ重さでデメリットを書く。不確かなことは不確かと書く。判断の分かれ目を示し、最終的な判断は読者に委ねる。そのスタンスで、記事を積み上げていく。

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